紙芝居
- 2008-06-19
- 12:48
だいぶ前に書いたことがありますが、もう50年も前の話です。
映画「三丁目の夕日」と同じ時代です。
当時、小学生だった私は、学校と自宅の間にあった祖父母の家に寄り、お小遣いを貰って紙芝居を観るのが楽しみでした。
10円あると色々な駄菓子が買えて、それを食べながら紙芝居が楽しめるのです。
ところが、当時は貧しい時代。お小遣いを貰えない子供が一杯いて、紙芝居のおじさんからお菓子が買えないのです。
すると、おじさんは紙芝居を積んだ自転車から5m位の所に線をひき、買わない子は
この線から中に入ってきちゃ駄目!と言って差別をするのです。
紙芝居のおじさんも生活が懸かっているし、ただ見をさせておくと示しがつかないからでしょう。
駄菓子を買えない子たちは、線の外から食い入るように紙芝居を観ていました。
そして、夢中になりジリジリと線の中に入ってしまうと、おじさんに"こら!"と怒鳴られて
追い出されるのです。
私はそれが嫌で、自分の買ったお菓子を買えない子に分けてあげて、おじさんに
中に入ってもいいでしょう?と訊いたのですが、答はNO!
買わないと駄目だ!という冷たい返事。
それならと、祖母に頼んで10円を全部一円玉(札もあった!)にしてもらって、その子たちに配ろうとしたのですが!
その子たちは、お母さんに叱られると言って断ったのです。
そして、相変わらず線の外から食い入るように紙芝居を観ていました。
彼らも辛かったでしょうが、線の中の子も後ろからの視線が気になって辛いのです!
あの時代、皆 貧しさの現実に向き合って生きていました。
今でも、切ない気持ちが蘇ります。
映画「三丁目の夕日」と同じ時代です。
当時、小学生だった私は、学校と自宅の間にあった祖父母の家に寄り、お小遣いを貰って紙芝居を観るのが楽しみでした。
10円あると色々な駄菓子が買えて、それを食べながら紙芝居が楽しめるのです。
ところが、当時は貧しい時代。お小遣いを貰えない子供が一杯いて、紙芝居のおじさんからお菓子が買えないのです。
すると、おじさんは紙芝居を積んだ自転車から5m位の所に線をひき、買わない子は
この線から中に入ってきちゃ駄目!と言って差別をするのです。
紙芝居のおじさんも生活が懸かっているし、ただ見をさせておくと示しがつかないからでしょう。
駄菓子を買えない子たちは、線の外から食い入るように紙芝居を観ていました。
そして、夢中になりジリジリと線の中に入ってしまうと、おじさんに"こら!"と怒鳴られて
追い出されるのです。
私はそれが嫌で、自分の買ったお菓子を買えない子に分けてあげて、おじさんに
中に入ってもいいでしょう?と訊いたのですが、答はNO!
買わないと駄目だ!という冷たい返事。
それならと、祖母に頼んで10円を全部一円玉(札もあった!)にしてもらって、その子たちに配ろうとしたのですが!
その子たちは、お母さんに叱られると言って断ったのです。
そして、相変わらず線の外から食い入るように紙芝居を観ていました。
彼らも辛かったでしょうが、線の中の子も後ろからの視線が気になって辛いのです!
あの時代、皆 貧しさの現実に向き合って生きていました。
今でも、切ない気持ちが蘇ります。

